「あれ、お米、何合だったっけ??」
お米を研いだあとにこう思ったことはありませんか?
研いだり、水に触れる前ならもう一度図り直せばいいですが、
一度、水を含ませてしまうとそうはいきません。
水が多すぎるとベチャベチャになりますし、
逆に少ないと硬かったり、芯が残ったりしまいます。
そんなときの解決方法をお伝えいたします。
お米が何合かわからなくなった時の解決方法
洗った(研いだ)お米が何合か忘れたときの対処として、
2つのパターンがあります。
1.洗ってすぐのとき
・洗った(研いだ)すぐにお米をザルに上げる。
・5分ほど置いて水を切る。
・目盛りのある容器にお米を移す。
・お米の量の1.2倍の量の水を測る。
・お米と測った水で炊く。
ごはんを美味しく炊くための水の目安は、お米の1.2倍。
研いでスグなら、それほど吸水していないので、考慮しなくても大丈夫です。
目盛りのある容器がない、小さいといった場合は、ボールでもタッパーでもなんでもいいので、目分量にはなりますが、1.2倍になるように水を測ればOKです。
水の量を測るときは、お米は鍋や炊飯器など先に別のものに移しておきましょう。
2.時間が経ち、水を吸ったとき
・浸水したお米も、ザルに上げる。
・5分ほど水を切る。
・お米の重さを測る。
十分に水を吸ったお米は、約200g=1合になります。
400g=2合、600g=3合・・・となるので、こちらを目安にしてください。
【炊飯器の場合】
お米を入れて、その重さに応じた合の目盛りまで水を入れます。
【土鍋など、炊飯器のように目盛りのないもの】
測ったお米と同量の水を入れましょう。
十分に浸水させたお米は30%程度水分を含んでいるので、水とほぼ同じ体積になるためです。
まとめ
・吸水していないお米:水=1:1.2
・吸水したお米:水 =1:1
お米が何合か忘れたときは、この方程式を思い出していただければOK。
これだけで、極端に硬かったり、柔らかすぎたりすることはなくなります。
お米のいいところとして、お粥やリゾット、チャーハン、まぜごはんなど色んな調理ができる点があります。
ちょっと水分量が間違ってもちょっと工夫すれば、おいしく食べられますので、アクシデントも楽しみながら、ごはんを味わってみてくださいね。