いつも美味しいごはんを食べるために気をつける【保管場所】
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美味しくごはんを食べるために気をつけておきたいことが、保存や保管。
お米は生もので、特に精米後はどんどん劣化していきます。
せっかく美味しいお米を買っても、ちゃんと管理しなければそのおいしさを味わえなくなってしまいます。
美味しいお米を美味しい状態で召し上がっていただくための保管環境についてまとめました。
お米が劣化する要素とは?
お米が特に嫌うことは、この5つ。
- 直射日光
- 高温
- 湿気
- 水濡れ
- 強いにおい
直射日光が当たったり高温になったりする場所では、お米が乾燥してヒビが入ったり、おいしさが失われたりする原因になります。
お米は湿気や水気に弱い食材。
湿気が多い場所で保管を続けたりお米に水分がついたりすると、おいしさが損なわれるだけでなく、カビや虫の発生の原因となります。
また、ニオイを吸いやすい性質があり、一度吸着したニオイは取り去ることができません。
保存に適した温度と湿度
お米を保存するのに適した温度は10〜15度、湿度は70%前後といわれています。美味しさのためだけではなく、酸化や害虫の被害から防ぐのに適している状態です。
代表的な害虫であるコクゾウムシは15度以上で活動を始め、20度を超えると卵が孵化するため、15度以下がベストです。
理想的な保管場所は?
ご自宅で少量の保管なら、冷蔵庫がオススメです。
特に湿度や温度が安定している野菜室が最適です。
野菜室は通常10℃以下に設定されており、 常温より2倍も美味しさが持続されるとも言われています。
注意点としては、冷気の吹き出し口は冷えすぎや乾燥でヒビが入ることがあるので避けてください。
お米も野菜と同じ生鮮食品、鮮度が命!
お米も野菜や果物と同じように「生もの」です。
保存は、温度が低く、湿度が少なく、直射日光が当たらない暗い場所で。
精米後は特に劣化が進むので、必要な分を精米し、早く食べきることが大切!
ぜひ、美味しいお米を美味しい状態で召し上がってくださいね。