春分の日を味わい楽しむ
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春分の日は祝日ですが、「自然をたたえ、生物をいつくしむ」日とされています。
昭和23年の祝日法の制定当初から設けられており、この日に執りおこなわれていた宮中祭祀「春季皇霊祭(しゅんきこうれいさい)」に由来しています。
自然と共に生きていた我々日本人にとっては、この「春が盛んになる日」はとても大切にしてきた一日です。
【春のお彼岸】
また、春分の日を中心とした前後3日間(合計7日間)は春のお彼岸です。
昼夜の長さがほぼ同じ長さになることから、あの世とこの世との距離が最も近くなるという仏教の教えからもきています。
春のお彼岸と言えば、「ぼたもち」ですが、牡丹の花をイメージしています。
【ぼたもち】
お彼岸にぼたもちを食べる理由としては、
■邪気を祓う
■お祝い事
■ご馳走
■五穀豊穣の祈願
ような意味があります。
小豆の「赤」は、邪気祓いやお祝いの色。
当時は貴重な小豆と砂糖を使った縁起の良いご馳走として収穫祈願の意味も込められています。
お供えしたあとのぼたもちを食べながら先祖や故人との想い出に花を咲かせるのも良いかもしれませんね。
【おめでたいごはんといえば…】
さらに、小豆を使っためでたい日のごはんと言えば「お赤飯」はいかがでしょうか。
ピンクがかった見た目も春にピッタリですね。
実は、おうちでも炊飯器を使ってカンタンに作れます。
炊飯器で作るお赤飯
ポイントは小豆を2度茹でること。
【1度目】渋きりといって茹で汁を捨てます。
【2度目】水を入れ替えてじっくり茹でます。
もち米は浸水後、水を切ります。
炊飯器の「おこわ」目盛りを目安に、小豆の茹で汁と酒と塩も適量加えます。
そして、スイッチオン。
炊き上がりに小豆を加え10分ほど蒸らせば完成です。
意外にと簡単じゃないですか?
やってみましたが、十分美味しく出来上がりました。
(もちろん、蒸して作った方がさらに美味しいですが…笑)
ぜひ、せっかくの春分の日に春を感じるお料理で食卓を飾ってみてはいかがでしょうか。
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米研ぎの必要もなく、気軽に美味しいごはんを召し上がれます。
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