
【美味しいごはんを炊く2つのポイント】お米の量と水の量の黄金比率・火加減のゴールデンルール(1合・2合・3合)
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美味しいごはんを召し上がるためにもっとも重要なことは何だと思いますか?
美味しいと言われるお米を選ぶこと?
土鍋で炊き上げること?
いいえ、違います。
もっとも重要なのは「水加減と火加減」です。
どれだけおいしいお米を使っても、水加減や火加減を間違えると、
逆に適切な水加減、火加減でお米の美味しさの違いが際立ちます。
お米の種類や状態、
【お米と水のややこしい理由】
炊きあがりの食感だけでなく、味にも大きく関わる水加減ですが、
それは、重さではかるか、容量ではかるか、
前提としてお米専用の計量カップは1合サイズだと180ml(㏄
お料理などに使う通常の計量カップは200ml(㏄)です。
ここがわかりづらかったり、
【美味しいお米をしっかり味わう基本の水加減】
YAOYOROZUでは、お米をしっかり味わえるように一般的な目安より少なめの水の分量をご紹介しています。
お米の味を楽しむには、ちゃんと噛みしめることがポイントです。
旨みや甘みの違いがよくわかります。
そのために、少し固めの噛みしめたくなるごはんの炊きあがりをイメージしています。
<基本の水加減>
容量(ml・cc)の場合はお米のおよそ1:1、
【米1合の場合】米:水=180ml:180ml
【米2合の場合】米:水=360ml:360ml
【米3合の場合】米:水=540ml:540ml
これが重さ(g)になると、およそ1.2倍程度の数字に。
【米1合の場合】米:水=150g:180g
【米2合の場合】米:水=300g:360g
【米3合の場合】米:水=450g:540g
水は容量でも重さでもおなじ数字ですが、
水は 1ml(cc)=1g
米は0.9ml(cc)=1g
この数字を把握する前は、
水の量で仕上がりが変わってきますので、品種やあなたの好み、
【お米の状態別でみる水の分量】
お米の美味しさを引き出すためにわたしたちができる工夫といえば
炊飯器を使えば、自動で火加減は調整してくれます。
お米専用の土鍋によっては一度火をつけ、
そのため、水加減の重要性が増しています。
炊飯器では無洗米、玄米、炊き込みごはんなど、
炊飯器の場合は、それに合わせるだけでOKです。
鍋や土鍋を使う場合も同じように水の量を調整する必要があります
〈無洗米〉
無洗米は、研がなくてもいいように、
さらに、その研ぐ工程において水を吸うこともない(少ない)
【無洗米1合に対する水】 200ml(㏄)
【無洗米2合に対する水】 400ml(㏄)
【無洗米3合に対する水】 600ml(㏄)
〈玄米〉
玄米は種皮に覆われているため、
そのため、
さらに、
-鍋・土鍋で玄米を炊く場合-
まず、炊く前に6時間~8時間ほど、水につけておきましょう。
そのまま炊く場合は、
【玄米1合に対する水(浸水含む)】 300ml(㏄)
【玄米2合に対する水(浸水含む)】 600ml(㏄)
【玄米3合に対する水(浸水含む)】 900ml(㏄)
そのまま炊くのはラクですが、
水を切って炊く場合
【玄米1合に対する水】 250ml(㏄)
【玄米2合に対する水】 500ml(㏄)
【玄米3合に対する水】 750ml(㏄)
-圧力鍋を使う場合-
圧力鍋は蒸気が外に逃げずに炊けるので、水は少なめです。
【玄米1合に対する水】 200ml(㏄)
【玄米2合に対する水】 400ml(㏄)
【玄米3合に対する水】 600ml(㏄)
玄米1合あたり、
〈新米〉
また、新米は水分を多く含んでいるので、
【新米1合に対する水】 180ml(㏄)
【新米2合に対する水】 360ml(㏄)
【新米3合に対する水】 540ml(㏄)
お米は生鮮食品なので、
ですので、新米も少しずつ水分が減っていきますので、
【美味しいお米をしっかり味わう基本の火加減】
ごはんを炊くときの火加減については、
今ではお米の種類によって適したモードがついているものもよく目
そんな火加減といえば、
「はじめちょろちょろ中ぱっぱ赤子泣いてもふた取るな」
と聞いたことはありませんか?
これはご飯を炊くときの火加減や注意点を覚えやすくしたものです
かまどでの炊飯は、火の調節が大変でした。
「はじめちょろちょろ中ぱっぱ」
では、現代版の基本の火加減はどうしたらいいのでしょうか。
はじめは「強めの中火」です。
これは沸騰するまで「10分~15分」
お米は70℃で甘みが増すため、その70℃
↓
沸騰後、2分で弱火にします。
弱火にしたらそのまま10分ほど加熱を続けます。
土鍋や熱が逃げにくい鍋を使う場合は、
↓
炊きあがり後は10分間蒸らします。
弱火で加熱したあとに一度フタを開けてみて、
水や泡がぶくぶく見える場合は追加で弱火のまま1,
フタを開けると温度が下がるため、
↓
蒸らしたら、しっかりほぐして完成!
底からすくい上げるようにひっくり返します。
粒をつぶさないように切るようにほぐすことがポイント。
底からひっくり返すことで、余分な水分を逃がし、
このときのツヤツヤでキラキラ輝いているお米の炊きたての香りが
ついそのままひとくち、つまみぐい。
美味しいごはんのゴールデンルール
水加減と火加減を気にかけて炊いたごはんはいつもより輝いて見え
美味しいご飯を炊くために重要な2つの要素。
お米に合った水の量というのは、品種や精米具合、タイミングによっても変わってきます。
あなた好みの黄金比率を見つけることも楽しいもの。
火加減と合わせて、ごはんを楽しむゴールデンルールを探してみませんか?
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ルールを守りやすい2合ずつにパックされているYAOYOROZUの食べ比べセットを利用するという選択肢を用意しておきませんか?
2合ずつパッキングされているので、ミス知らずに
突然の来客やいつもと違う予定のときにこの2合ずつパッキングされている食べ比べセットを使えば、何合か忘れても安心です。
2合ずつなので、間違えようがありません。
小さなパッケージで保存も安心
精米後なので、保管・保存が心配かもしれませんが、2合ずつ小さなパックに分かれているので冷蔵庫のスペースも取りません。
楽しい食卓と健康的な食事のキッカケに
一度に3種類のお米を楽しめるので、使うたびにどんな違いがあるか食卓の話のネタにもなります。
食べ比べを意識すると自然とゆっくり味わうので、噛む回数も増えます。
この「噛む」という行為はとても健康によいことだとご存知だと思います。
消化も良くなるので、胃腸への負担も減り、エネルギー効率も上がります。
在庫状況に要注意!
商品の都合上、1種類でも在庫がなくなってしまうとセットとしてご用意できなくなってしまいます。
今季も各お米の在庫ものこりわずかになってきました。
新米をお待ちいただく方法もありますが、予約販売の対応を優先させていただくため、食べ比べセットのご用意にお時間をいただく場合がございます。
新米のタイミングがもっともお米が売れるタイミング。
収穫から乾燥、脱穀、袋詰め、配送など作業も込み合います。
(収穫は9月ですが、食べ比べセットのご用意は10月以降になる場合も)
すぐにご用意できるのは今が確実です。
あなた好みのお米と出会うチャンス
今のうちに、あなた好みのお米を見つけておきませんか?
旅行やお出かけが増えて、石川県にいらっしゃる方も増えています。
日本全国でも海外からの旅行者も増えており、実はお米の消費量が増えています。
いや、「美味しいお米」のニーズが増えていると言った方が正しいです。
お世話になっている生産者さんのところに、業販がメインのお米屋さんからの問い合わせがよくあるとお聞きしています。
直接、旅館や飲食店を営んでいる方からのお声もあるそうです。
そんなプロからも注目されている石川県の美味しいお米をぜひお試しください。