七十二候【玄鳥去 (つばめさる)】9月17日ごろから9月21日ごろ
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春先にやってきたツバメが旅立っていきます。
9月17日ごろから9月21日ごろは、身近な鳥であるツバメの習性を見つめる
七十二候【玄鳥去 (つばめさる)】になります。
七十二候【玄鳥去 (つばめさる)】9月17日ごろから9月21日ごろ
白露の第三候【玄鳥去 (つばめさる)】。
春の二十四節気「清明」の初候である「玄鳥至 (つばめきたる)」とは対になる七十二候。
春先に日本にやってきて、巣を作りヒナを育てたツバメが冬を越すために暖かい南の地域に飛び立っていきます。
数千キロ離れた東南アジアやオーストラリアまで、1日300㎞以上移動することもあるそうです。
かわいらしい姿からは想像できない、たくましさを感じます。
平均して2、3年ほど生きるツバメは、また同じ巣に戻ってくるかというとそうでもないようで実際に調べたものだと15%程度だと言われています。
また、その巣で生まれたヒナは離れた場所に行くことがほとんどで、近くでも同じ巣を使うことはほぼないようです。
ツバメの姿が見えなくなってくると、秋が深くなってきたサイン。
田んぼの準備の頃に来て収穫と共に去っていく益鳥です。
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