【2024年、いつ収穫?】稲刈りのタイミングが早くなりそうなワケ
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ぐんぐん穂が育っています。
今年も気温が高く、石川県では早い品種では8月20日ごろ、むしろお盆の直後から収穫が始まりそうです。
石川県の作付面積トップ3の品種と刈取りのタイミング
・ゆめみずほ(2位):8月中旬
・コシヒカリ(1位):8月末
・ひゃくまん穀(3位):9月中旬
一般的には出穂から40~45日が目安ですが、積算温度で考えると近年は気温が高いので早くなる傾向があります。
収穫の目安【積算温度】とは
穂が出てからの日ごとの平均気温の合計を「積算温度」といいます。
■早生品種…950〜1000度
■中生品種…1000〜1050度
■晩生品種…1050〜1100度
先述の目安の日数は1日25℃で考えられていたようです。
2024年の稲刈りが早くなりそうなワケ
出穂から1日の平均気温が高い日が続くと収穫の目安である積算温度への到達が早くなります。
例えば、「1000度」を目安とすると、出穂からの毎日の平均気温が「25℃」だとすると1000度には40日で到達します。
仮に平均気温が「30℃」になると、約33日で1000度に到達してしまいます。
気象庁で平均気温を調べてみると、
2024年はすでに7月の平均気温が「28℃」近くになっています。
8月はさらに上がるはず…。
そのため、見込みはお盆過ぎにしています。
早い!
石川県の7・8月の平均気温の推移をみるとここ数年暑いと思っていましたが納得です…。(2023年まで)
2023年8月は確かに異常な暑さでした。
というか2024年もそんな気がします。
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