秋の二十四節気【白露 (はくろ)】9月7日ごろから9月21日ごろ
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二十四節気「白露 (はくろ)」は、9月7日ごろから9月21日ごろ。
早朝の草花についた露が陽の光で、白く輝いている姿を楽しめる頃になります。
白く輝く露は冷え対策のサイン
露は空気中の水蒸気が冷やされてできます。
風が弱く晴れて雲がない夜に地上の熱が空へ逃げる「放射冷却」による現象です。
昼夜の気温差が大きくなるこの時期から、よく見られるようになります。
朝晩が冷え込むので、体調を崩さないよう気をつけたいですね。
重陽の節句
また、9月9日には五節句のひとつ、「重陽(ちょうよう)の節句」があります。
節句の教えは、平安時代初めに中国から伝わり、奇数は縁起の良い「陽の日」とされ、奇数の重なる日を祝いの日と考えられました。
その中で「9」が重なる日を「重陽」と呼びました。
縁起がいい一方で、陽数が重なると災いが起こりやすく不吉とも言われ、そのため、節句には邪気を払う風習が根付いたそうです。
重陽の節句の風習といえば、秋に美しく咲く「菊の花」を楽しみ、邪気を祓い無病息災を願うもの。
日本酒に菊の花を漬け込み香りを移した「菊酒」と旬を迎える栗を使った「栗ご飯」などで楽しむのがオススメです。
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